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「北鎮都市」札幌と戦没者慰霊
護国神社の成立まで
今井昭彦
, 群馬県邑楽郡大泉町文化財保護調査委員
定価
2,860 円 (本体2,600 円+税)
ISBN 978-4-275-02153-3
発売日 2021/12
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明治10年の西南戦役での屯田兵戦没者の慰霊碑たる「屯田兵招魂之碑」を起源とし、「忠魂碑」を経て「招魂社」に至り、「護国神社」に発展した札幌護国神社は、戦没者が寺院において「ホトケ」でなく、靖国祭祀に準じて「カミ」として祀られていった地方における典型的な事例である。
全国各地の護国神社は、靖国神社の分社であり、地方における「巨大な忠魂碑」であって、戦没者を祀る「招魂碑」や「忠魂碑」は、単なる「記念碑」ではなく、明らかに「宗教施設」であることを検証する。
目次
一 はじめに --「忠魂碑」は単なる記念碑なのか
二 戊辰・己巳戦役と招魂社創建
三 屯田兵の入植と西南戦役
四 西南戦役戦没者と「屯田兵招魂之碑」
五 日清戦争と徴兵・第七師団
六 日露戦役と戦没者慰霊
七 札幌招魂社の創建
八 札幌護国神社の成立
九 むすび --「カミ」として祀る
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