小 計 | 0 円 | ||
消費税 | 0 円 | ||
合 計 | 0 円 |
日本と中国の村落秩序の研究
生活論からみた「村の公」
閻 美 芳(ヤンメイファン)
定価
9,020 円 (本体8,200 円+税)
ISBN 978-4-275-02152-6
発売日 2021/11
品切れ
在庫僅少!
第71回(2023年度)日本村落研究学会「研究奨励賞」受賞
本書を刊行する目的は、近代化や都市化の陰で、日本や中国の村が消滅の危機にたたされるなか、現地におけるフィールド調査をもとに、村落秩序の崩壊・動揺・再生を自覚した村人の目線に立って、両国の村落秩序の変動プロセスや生成原理を分析的に明らかにすることである。
閻 美芳(やんめいふぁん)1978年生まれ。中国山東省閻家村出身。2010年 早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了、博士人間科学)
目次
序章 本書の方法論 --生活論--
第一部 村の消失危機と秩序の崩壊
第一章 団地移転に伴う村の消失過程
第二章 人口減少による村の消失危機と′明るい’村づくり
第三章 水源山村における村落秩序の動揺と産廃反対運動
第二部 日常における村落秩序の生成
第四章 土地利用秩序からみた有機農業者の受け入れ
第五章 村落秩序の力学からみた有機農業の普及
第三部 村落秩序再生のダイナミズム
第六章 閉村を阻止した村人の共同性と村落秩序の再生
第七章 体情にもとづく村落秩序の生成
第八章 宗族と村落秩序の関係性
終章 生活論からみた日本と中国の村落秩序
参考文献 初出一覧 索引
Copyright 2005 Ochanomizushobo CO.,LTD., All Rights Reserved.