小 計 | 0 円 | ||
消費税 | 0 円 | ||
合 計 | 0 円 |
ドイツ国家学と社会改革
クラウゼ派自然法論の成立と問題圏
木村周市朗(成城大学名誉教授)
定価
13,200 円 (本体12,000 円+税)
ISBN 978-4-275-02178-6
発売日 2023/06
ショッピングカートに追加
書店様発注カートに追加
カントが開拓した近代の形式原理とは何か。この主流に抗して19世紀ドイツの自然法論(法哲学)が提起した、新たな「諸善の秩序」としての万有の交互的な生の諸関係=「人類的生」の構想に光を当てる。
目次
第1部 近代原理の成立とドイツ国家学
第1章 ドイツ国家学と経済学 ----カール・ハインリヒ・ラウの「官房学の再編成」を中心に----
第2章 質料倫理問題としての生活課題 ----「カント後」問題とヘーゲル----
第3章 近代原理の形式性とドイツ国家学の実質性
第2部 ドイツ国家学におけるモールとアーレンス
第4章 19世紀ドイツの自然法論と「社会」の発見
第5章 アーレンスのカント批判と生の目的論
第6章 アーレンスにおける生の条件と人格権
第7章 サン-シモン主義をめぐるハイネ、アーレンス、モール
第3部 クラウゼの調和の法哲学とゲマインデ体制
第8章 カール・クリスティアン・フリードリヒ・クラウゼ ----その法哲学の諸前提----
第9章 カール・クリスティアン・フリードリヒ・クラウゼの人類論における交互的生の社会構成論
第10章 カール・クリスティアン・フリードリヒ・クラウゼの調和の法哲学と社会改革
第4部 ゲマインデ自治の制度化への挑戦
第11章 自治体社会政策と給付行政 ----19世紀末ドイツの問題史的展望----
第12章 社会民主主義と自治体政策 ----フーゴ・リンデマンのゲマインデ行政改革論----
Copyright 2005 Ochanomizushobo CO.,LTD., All Rights Reserved.