小 計 | 0 円 | ||
消費税 | 0 円 | ||
合 計 | 0 円 |
中国残留孤児第二世代の移住と定着
政策の展開と家族戦略・ライフコース
張 龍龍 著
定価
5,500 円 (本体5,000 円+税)
ISBN 978-4-275-02175-5
発売日 2023/01
品切れ
張龍龍(ジャンロンロン)
1988年生まれ。青島大学外国語学部卒業。下関市立大学大学院経済学研究科経済社会システム専攻修了。早稲田大学大学院文学研究科社会学コース修了・博士(文学)。早稲田大学文学学術院助教。現在、北京工業大学文法学部社会学系講師。
1981年に開始された残留孤児の帰国援護事業から派生した残留孤児第二世代の移住と定着過程に注目した研究。移住年齢にもとづき四グループに分類、1)子ども期移住グループ、2)青年期移住グループ、3)成人期移住グループ、4)中壮年期移住グループ。彼らの移住と定着過程を考察した。
目次
序 章 中国残留孤児と第二世代の帰国・移住問題
第一部 課題と方法
第1章 帰国政策と中国残留孤児家族の経験 -先行研究と本書の枠組み-
第2章 中国残留孤児と第二世代の定着に関する調査と課題
第二部 中国残留孤児の帰国と定着
第3章 中国残留孤児の帰国過程 -帰国動機に注目して-
第4章 中国残留孤児のエスニック・アイデンティティ変容
第三部 中国残留孤児第二世代の移住と定着
第5章 一九八〇年代半ばまでに連れられて来た<子どもたち> -貧弱な援護政策と定着の模索-
第6章 一九八〇年代後半以降に急かされてきた<青年たち> -懸命に危機に立ち向かって-
第7章 一九九〇年代に呼び寄せられた<成人たち> -家族の自律性の保持と崩壊-
第8章 一九九〇年代末以降に来日を望んだ<中壮年たち> -低い適応能力と定着の困難-
終 章
Copyright 2005 Ochanomizushobo CO.,LTD., All Rights Reserved.