大火鉢 火箸を抜きし 穴ふたつ つとむ
今瀬剛一 評
大きな火鉢がある、
そこに穴がふたつ開いている、
それを「火箸を抜きし」と見て取る、
これは詩すれすれの描写、
それでいてまごうことのない
詩そのものであるのだ。
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